「全国失語症者のつどい」に参加して 
失語症友の会 とんぼの会

平成18年9月3日、茨城県で「全国失語症者のつどい」が開催されました。私も参加をさせて頂いたため、その時の様子を報告したいと思います。

 当院の「とんぼの会」からは、2名の患者様とそのご家族が参加されました。つどいには総勢千人を越す人たちが一堂に介し、水戸黄門に扮した失語症者の方たちの挨拶で幕を開け、闘病・リハビリの体験談、レクレーションなどが催され楽しく、そして感動する時間を過ごさせて頂きました。

 今回、この「つどい」を通して、私は患者様とそのご家族の方々から改めて沢山の事を教えて頂きました。その中の一つは、障害を背負いながらも明るくそして生き生きとしてらっしゃる姿から感じた「強さ」です。私たちは毎日、病気となり障害を背負ってしまった方たちと付き合わせて頂いております。自分が同じように障害と共に生きていかなければならなくなった時、自分は同じように障害を乗り越える事が出来るだろうか?と自問自答すると、自分が関わらせて頂いている患者様やそのご家族の方々がとても大きな存在に思えてきます。このように感じたのを機に「患者様から教えて頂きそして育てて頂く」という思いを改めて持ちました。

言語聴覚療法室:為我井 尚明

   失語症友の会(聴覚言語療法室:伊藤功治)

ご挨拶              

平成十三年三月より、患者さんのご家族からの要望もあり、「失語症友の会」の活動を開始致しました。患者さんと家族の交流を中心としたこの活動は、言語障害者の地域ケアの方法として広く行われています。この会の活動は、単なるレクリエーション活動や集団訓練とは趣を異にするもので、ソーシャル・グループワーク的な要素の強いものです。患者さんの実用的なコミュニケーション能力を引き出し高め、また療養生活に役立つ情報を参加者が分かち合うことによって、失われた社会関係を再び取り戻すよう援助することがその目的であり、特徴でもあります。現在参加者はスタッフを含めて十五名程度、さらに参加者を増やし地域へと活動の場を広げていきたいと考えています。

日時・毎月第四日曜日 十三時〜

場所・当院一階 作業療法室

連絡先:0538−34−1111
(磐田脳神経外科病院内)